渡比前にセブ島での仕事もきまり、2018年５月、セブ島での生活がはじまりました。
海外での仕事に憧れ、22年前にワ－ホリビザでカナダに行った時も、14年前に学生ビザでフランスに行った時も、（フランス語を勉強しながら6-12か月以内に仕事がみつかれば生活を続けて、仕事が見つからなかったら日本に帰ろう。たとえ仕事がみつからなくても、フランス語の勉強をしながら日本ではできない経験ができればある程度十分）という気持ちだったせいか、仕事が見つからず日本に戻っています。なので、今回はフリィピンでの仕事が日本で決まるまでは日本を離れるつもりはありませんでした。
そのセブでのお仕事ですが、海外求人ＮＯ1（？多分？）の、日本語対応のコ－ルセンタ－のお仕事。日本では派遣コ－ルセンタ－業務の経験が3年ほどあったので、仕事に対する不安はさほどありませんでした。
・・・・・ が、しかし！！！ 大誤算。 ・・・・・・
仕事は充実した気分でがんばっていましたが、日本のコ－ルセンタ－では指摘されなかったような曖昧なミスを指摘され続け、６か月後の12月には契約期間終了を通告されたのでした・・・３年の労働ビザ（9Ｇビザ）が支給された1週間後の事でした。
それで、せっかくの3年の労働ビザは即ダウングレ－ドの手続きへ。このダウングレ－ドの間に英語の勉強をしようと、セブではよりどりみどりの英語語学学校の中から、「コ－ルセンタ－業務4時間すれば無料で英語プライベ－トレッスンが４時間受けられる」という学校を選んで英語の勉強に専念する事にしたのですが・・・・が、
・・・・・ が、しかし！！！ またもや大誤算。 ・・・・・・
英語の授業はとても楽しく充実していましたが、コ－ルセンタ－業務では今までなかったようなミスを指摘され続け、挙句の果てには何度も「ミスが多くて迷惑だから辞めてほしい！」と直属上司からどなられ、（セブ島でのコ－ルセンタ－業務は、私には向いていない。）と、はっきり自覚したのでした。転職が多い人生なのですが、「この職場は向いていない」とはっきり思ったのは、人生で今回が初めてでした。日本でそつなくコ－ルセンタ－業務を3年間していても、セブではだめだったのです。
ただ、セブに来た目的は「2-3年かけて英語の勉強をしながら海外年金生活を検討する」という目的。英語の勉強にもはっきりとした目的がありました。
① ＴＯＥＩＣ600点以上のスコアをだし、履歴書に書きたい。
② フィリピン人のように誰が話す英語でも理解できるようになって、日本に来て英語を話すいろんな国の人とコミュニケ－ションできるようになりたい。日本でのコンビニバイトやコ－ルセンタ－の仕事、訪問営業で在日外国人や観光客が英語を話したら英語で案内したい。（←これは日本に戻って楽しく働き続ける場合のシナリオ）
③海外年金生活には英語力が必要。
なので、とにかく2-3年はセブで英語を勉強したかった。
それで、セブにとどまり就職活動をしてみました。30代後半からずっとやってみたいと思っていたグラフィックデザイン関係の仕事を現地情報誌で見つけ、運よく採用されたのでセブ生活を続ける事ができました。2000年７月からその会社で勤務してるので、７月になったらちょうど１年勤務した事になります。憧れていた、フィリピン人スタッフさんたちとのお仕事。日本人はほとんどいません。あと２年位は続けたいです・・・その間にＴＯＥＩＣ600以上になるように勉強しなくては！・・・とは思っていても、帰国がはっきり決まった場合の「日本再就職のための水際対策」になりそうですが。
