ショパンはバレエ用の曲(ショパンの死後バレエ用に編曲された「ションパニア-ナ」などを除いて)は作曲していなかったので、聞き始めたのはここ数年前からです。病弱だったにも関わらづ、家族や祖国を離れどんどん活躍の場を広げていった生き方に、音楽への情熱を感じます。
セブに来てから今まで以上にクラシック音楽を聴くようになり、長年特化していたバレエ曲以外にも、交響曲、協奏曲など聴いてます。ピアノ協奏曲はショパン、ラフマニノフ、リスト、チャイコフスキー中心に聴きますが、ショパンが好き。1楽章のピアノ演奏が始まる前の、オーケストラ演奏の盛り上げが好きなのです。バレエで主役のソロが始まる前にコールドバレエが場を盛り上げ、だからこそ作品が完成する、それと似ています。私の場合、クラシック音楽は家でゆっくりくつろいで鑑賞するのが好きで、身だしなみを整えてコンサ-トホ-ルに行く事はほとんどなかったのですが、今に限っては、世界中がコロナのロックダウンや自宅謹慎のせいでこのような鑑賞の仕方に一時(?)以降していますね。ピアノコンク-ルですらWEB開催、自宅から参加・・・コロナをきっかけに、世の中は変わってます。これが、コロナとの共存、という事なのでしょうか。
というわけで、本日はショパンが好きだったというチキンフレカッセを作ってみました・・・もちろん、ス-パ-や100均で簡単に手に入る食材での「なんちゃってバ-ジョン」です!
作り方は簡単で、みじん切りにしたニンニクとスライス玉ねぎをバタ-又はマ-ガリンでゆっくり炒め、そこに鶏胸肉、ジャガイモ、牛乳、コンソメ、缶詰マッシュル-ムを入れます。沸騰したら溶けるチ-ズを入れて火を弱め、鍋の蓋をして15分煮込むだけです。出来上がったらホワイトペッパ-たっぷりかけます。 一説によるとこのチキンフレカッセ、ジョルジュサンドが自宅の食卓に用意した時、自分の好きな鶏胸の部分がサンドの息子に取り分けされた事にショパンは腹を立てたそうですが、そんなことにショパンが怒るなんて、私は信じません!
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