日本からセブに引っ越しを決めた時、いくつかの選択肢の中の一つにフィリピン永住という選択肢も視野にいれていまた。というわけで、日本で楽しんでいた趣味・・・写真、クラシック音楽、いけばな、などなどセブ生活でも続けられるようにカメラや花器を持ってきてはいたのですが、慣れない海外生活の中では衣食住と仕事が優先となるためか日本にいた時のように趣味に時間をとれませんでした。そんな中、昨年8月、フィリピン人上司が仕事仲間とのブサイへの撮影観光に誘ってくれたのです!
感謝感激でした。
ブサイ地区はセブ島の海から遠く離れた山あいの観光地。
そこで、以前からづっと見たかったサンパギ-タの花をみつけることができました。
サンパギ-タの花はフィリピンの国花。白く小さな花で、清楚であまくさわやかな香りがします。ブサイ地区にある「Terrazas de flores 」という植物園の中にある、おしゃれなカフェの入り口に咲いていました。
サンパギ-タの花言葉は「永遠の愛を誓う」。
心を落ち着かせ、リラックスさせる効果があるとか。また、日常に喜びや美をみつけ、他人への愛情を思い出させてくれる、そうです。・・・・まるほど、フィリピン人の陽気な日常生活(気が付くと歌ってる!)、親切さを反映してる気がします。
「Terrazas de flores 」は観光するための公共交通手段は基本ないので、個人で行く場合はタクシ-やバイクタクシ-を利用しますが、グループだったので仲間が予約してくれた運転手さんつきの車で行く事ができました。ここは、山の斜面にいろいろな花を植えた植物園です。断崖絶壁に植えてあるガーベラが遠くの山に向かってぐんぐん伸びた姿が印象的でした。
空に向かってぐんぐん伸びるガ-ベラの景色をいけばなにしたかったのですが、景色のいけばなにまではいたりませんでした。それでもセブに来てからなんとか生けて撮影した、貴重な一枚。